お盆に精霊を祀る風習の起源には、さまざまな説があります。一般に知られる仏教による解釈では、「お盆(正式には盂蘭盆会[うらぼんえ])」は古代インドのサンスクリット語「ウランバナ」がその語源とされます。ウランバナとは、逆さに吊るされるような苦しみのことを意味します。その苦しみから死者を救済する供養の行事がお盆だとされています。
盆踊りは御霊踊、精霊踊ともいわれます。仏教が伝来する以前からの民俗舞踊が、盆の儀式に結びついて民衆娯楽として発達したものとされています。盆踊りには霊の供養を行い、送り火と同じように霊を送り出す意味があるといいます。
いずれにせよ、お盆は祖先を祀る夏の伝統行事であり、行事の中には、農業の疲れをいやす集落全体の夏休みという意味あいも濃厚にふくまれているようです。
(funeral Information)