ニュースとれんど 2003年6月13日号

アメリカのペット葬儀事情

ペットの死は今や大きな社会問題であるとともに、ビジネスチャンスでもある。日本ではペット葬儀は一般に普及しているが、アメリカのペット葬儀はどうだろう。アメリカのペットの死後処置は、一般に火葬と自宅の庭への埋葬が一般的という。ある動物病院の顧客の統計では、ペットの死後90%が火葬を選択するという。

ペット火葬には、個別火葬と複数まとめてのグループ火葬がある。ニュージャージー州のペットランド墓地の火葬場では、猫の個別火葬は180ドル。グループ火葬は44ドル。グループ火葬された遺骨は共同墓地に埋められる。

またペットの遺体を裏庭に埋葬することはアメリカでは合法である。自分で埋葬する人のためにアメリカの愛護協会は、丈夫なビニール袋にペットの遺体を入れ、それから木や金属ボックスに納めることを勧めている。

ペットランド霊園では、飼い主のために死亡した動物を見るビューイングルームが用意されている。ペットの葬儀は、墓場の脇での儀式をするか、詩を読んでペットを追悼する。セット料金は、小動物の場合350ドル(プラン、棺、管理料を含む)。いずれにしても、アメリカ人の葬儀にもとづいてペット葬儀も考えられているようだ。


葬儀中の留守宅を狙う麻薬常用者(カナダ)

ガンで身内を失った喪家の葬儀中を狙って、麻薬常用者が侵入する事件が、カナダのノバ・スコシア州ケーブ・ブルトン島に発生している。

「ハリファックス・ヘラルド」6月8日によると、犯罪者は目標を見つけるのに新聞の死亡記事を利用しているという。そして家族が葬儀に出席している隙を狙って屋敷内に侵入するのだ。自宅で末期を迎える多くのガン患者は、鎮痛剤に麻薬を使用し、死後にも薬が残っていることがある。新聞に掲載される死亡記事には、故人の住所と葬儀時間、ガン協会などの慈善団体への寄付の要請などが掲載される。この記事を読んで、犯人はガン患者であったかどうか推測するのだ。

新聞に死亡記事が載ったら、葬儀で家を留守にする際には犯罪の目標となる危険があることを知っておく必要がある。

 

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