ニュースとれんど 2003年6月6日号

コロンブスの遺骨をDNA検査

アメリカ大陸発見の功労者として知られる探検家コロンブスの本当の墓はどこか? 100年以上にわたって争われた問題が、DNA検査によって明らかになろうとしている。

コロンブスが葬られているとされる場所は 、
(1)スペインのセビリア大聖堂にある
(2)ドミニカ共和国のサントドミンゴ記念碑にある
との説がある。

セビリア大聖堂の墓から、研究者は2つの箱を取り出した。1つは探検家自身の遺骸が納められているとされ、もう1つは彼の息子ヘルナンドのものとされている。さらにセビリアの近くで掘出されたもう一つの箱は、コロンブスの兄弟ディエゴの遺骸が納められているという。

この3つの箱は、警察の護衛でグラナダ大学へ運ばれた。大学で、コロンブス本人と息子のヘルナンドのものとされる遺骸のDNA分析テストを行う。古代エジプトのミイラからもDNAの調査が可能だから、結果が出るのはそう遠いことではあるまい。


SARSで死亡した看護婦の葬儀に1000人以上が参列(中国)

5月29日北京でSARSで死亡した看護婦の葬儀が行われ、医療従事者を含む1,000人以上の北京市民が出席した。

新華社(5.30)によると、SARS患者が北京にも広がりをみせた4月の初め、北京人民病院の36才の看護婦は、SARS患者の世話をするために北京大学の特別病棟で働くことを申し出た。しかし彼女は4月17日にSARSに感染し、40日後の5月27日に病院で死亡した。

SARSで死亡した人はすぐに火葬されるため、通常は葬儀が行われないので、このように多くの会葬者が出席する葬儀は珍しい。ただし火葬したあとに、遺骨で葬儀を行う分には衛生上問題ない。もちろん患者と接触した者で、感染の疑いのある者は出席できない。

 

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