ニュースとれんど 2003年5月2日号

バスに置き忘れた骨つぼ(イギリス)

「マンチェスターニュース」によると、アイルランドから来た団体客が、チャーターしたバスに遺灰の入った骨壷を忘れていったという事件があった。

彼らはダブリンからマンチェスターに来た男性7人で、死んだ仲間から「ブラックプールの塔の最上部から遺灰をまいてほしい」といわれ、そのための散骨旅行と思われた。ブラックプールはイギリス屈指のリゾート都市で、街のシンボルがブラックタワー。運転手は彼らをブラックタワーまで送ったあと、すべての日程を終えたあとバスのなかに、遺灰の入った骨つぼが忘れてあったという。

運転者は持ち主からの連絡を待ったが、2週間を経過しても何も連絡がないので、役所に骨つぼを届けた。日本でも車内に骨つぼを置き忘れるケースがあるが、団体客が忘れていく例はない。


ヨーロッパの火葬統計

2001年のヨーロッパの火葬率を見ると、国による格差があることがわかる。カトリック教会は火葬に反対しているため、カトリック信者の多い地域では火葬が少ないが、一概にそれだけでは分類できないようだ。

火葬率の高い順に書くと、チェコ共和国(76%)、スイス(76%)、イギリス(71%)、デンマーク(71%)、スウェーデン(70%)オランダ(49%)、ベルギー(35%)、ハンガリー(34%)、ノルウェー(32%)、フィンランド(28%)、オーストリア(21%)、ポルトガル(20%)、フランス(19%)、スペイン(15%)、イタリア(7%)、アイルランド(5%)となる。(データは「ファイナンシャル・レビュー」4.24より)

上に取り上げた事件では、火葬の少ないアイルランドから、火葬の多いブリテン島にやってきたことになる。

 

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