ニュースとれんど 2002年9月6日号

猿の葬儀に4000人が参加(インド)

南インドの村で9月1日猿の葬儀があり、4,000人の村人がそれに参加した。死亡した猿は、1か月前にハイデラバードの400キロ南にあるティマガニパリ村の寺院に侵入してきたもので、それ以来この寺に飼われていた。

このお寺にはヒンズー教の猿の神様ハヌマンが祀られているが、ある日猿がハヌマン神の像の上に乗っていたため、その猿を神の生まれ変わりとされ崇められるようになった。その後、寺の信者は毎日その猿を見に訪れるようになった。やがて猿は病気になったが、神の化身を寺院の外に出す事はよくないとして、病院にもいかずついには死亡する結果となった。

神として選ばれた猿も迷惑だったかも知れないが、猿を神として崇める人々の情熱にも驚かされる。


イギリスのインド移民が河での散骨を希望

英イングランド北部のブラッドフォードにはインド系移民が多く住んでいる。彼らインド人は、本国では死後ガンジス河畔で火葬し、その灰を河に流すことが最も理想的な葬法となっている。しかしインドから遠く離れたイギリスではそうはいかない。そこで彼らは、現地のエール河岸に火葬場を作ることを希望している。

ただい現在のところ住民の反対が多い。この都市では7月7日に、白人とアジア系住民の対立による暴動が起こり、2人が刺されたほか、80人以上の警官が負傷するという事件も起きたばかりである。

自国の伝統は守り伝えたいものであるが、それを外国にまで持ち込む事はやはり抵抗があるようだ。

 

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