ニュースとれんど 2002年8月16日号

バイキングの小舟で火葬(米)

昔北欧の戦士バイキングは、仲間の死にあたって遺体を小舟に乗せ、舟ごと火葬して海に帰すという習慣があった。その血を引いているスェーデン生まれのアメリカ人が、自らの葬儀に模型の小舟であの世に送られた。

故人はミシガン州北西部のミシガン湖に面したトラバース市に住んでいた85才の男性で、ミシガン湖畔には親族をはじめ60人以上の人がこの式典に列席した。小舟はすぐに燃えるように紙で作られた模型で、舟内には火葬にされた故人の遺灰が乗せられた。この男性は第二次大戦時に海軍の炊事班で働き、戦後は沿岸警備で働き、死後は海に帰るのを希望していた。

湖畔での短い儀式のあと、遺灰を乗せた小舟に火がつけられ海に帰った。正確には湖に帰ったというべきか。この葬法は遺骨を自然に帰すという意味では散骨の一種だろう。


死後も生きていた男(フランス)

死亡後に意識を取り戻した話はここでも何度かとりあげたが、今度はフランスでの話である。ボルドー市の南西部にある療養所に入院していた68才の男性が、搬送先の葬儀社で生き返るという事件があった。

8月9日、この男性は療養所で死亡したとみなされ、医師が呼ばれ死亡診断書が発行された。そのあと遺体は葬儀社に送られ冷凍室に4時間安置されたが、係員が埋葬のため遺体を取出したところ男にはまだ息があった。係員は急きょこの男性をボルドーの大学病院に送ったが、彼は11日の夜に完全に息を引き取った。死因は冷凍室での安置かはわからないとのこと。

フランスでも死後24時間は埋火葬が出来ないので、生きたまま埋葬される気づかいはないが、生きたまま冷凍室に閉じ込められる危険性が残されていた。

 

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