ニュースとれんど 2001年5月18日号

川に、引き取り手のない遺灰を流す

引き取り手のなかった遺灰35人分が、5月16日の朝、グラスゴーにあるクライド川にまかれた。
BBCの報道によると、この遺灰は、グラスゴーににあるジョナサン・ハービー社が、1950年から1965年の15年間に葬儀を行った人の遺骨で、その後この遺骨の引き取り手がなかったものである。

散骨にあたり、まず教会で儀式が執り行われた。各々の遺灰は水で融解する四角いケースに納められ、ひとつずつクライド川に下ろされた。
スコットランドの軍人が笛の演奏をするなか、遺灰は川を流れていった。

遺族が故人の遺灰を引き取りに来ないのはおかしいが、どんな理由があっても、故人は威厳のある扱いを受けるべきであろう。これが今回の散骨の主旨である。


葬列は時々危険にさらされる

4月26日、アメリカ、テキサス州のカルヴァリ・バプティスト教会で葬儀が行われた後、その葬列は霊園に向かって出発した。ところが列の先頭にいた葬儀社のバンが、走ってきた車にぶつけられ、その衝撃によって、バンは交差点でひっくり返った。この事故で運転手と同乗していた牧師が医療センターへ運ばれた。

ウェーコーの葬儀社は、この事故について、葬列の厳粛な伝統が現代の社会の変化と調和できないために、こうした事故が起こったと語っている。
これまでは葬列が通過するまで、運転手は止まって待っていたが、だんだんそうした慣習が少なくなっている。テキサス州ウェーコーの都市条例では、葬列を妨害したドライバーには最高500ドルの罰金が科せられる。また葬列の乗物はヘッドライトをつけ葬列中であることを表示することも取り決められている。

 

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