葬トレンド
2001年2月26日号

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葬列の安全のために

日本では、火葬場に向かう霊きゅう車のあとを、遺族や親族をのせたタクシーがついていく光景を目にする。派手なデザインの霊きゅう車が先頭にいれば葬列であることがすぐにわかる。
しかしアメリカでは、棺を載せた黒のリムジーンにそれぞれ家族の車が続くため、特に目立つわけではない。そのため、交通安全のために、車の屋根に「葬儀」の文字をあしらった旗を載せたりしている。最近発表された小物に、「葬儀」と書いたステッカーがある。葬列に参加する車の窓にはるもので、透明なフイルムに「葬儀」と印刷され、葬列が終わったら簡単にはがせるもの。


最近の遺族の葬儀観

遺族は葬儀に何をしたらよいか、わからなくなっている。かっては地域のしきたりに従っていればよかったが、今はしきたりが崩れてきているからだ。それはアメリカでもおなじようである。ただし、遺族は提案されたものの中で、して欲しくないことはわかるようである。そのため葬儀社ではさまざまな選択肢を提示している。棺だけでも60以上の種類を提供するという。料金は1,000ドル以下からのものから、高いものでは8,000ドル以上のものまである。最近増えている火葬壷も値段や種類には限りがない。日本のように白い骨つぼというものはほとんどなく、木製、金属製のものから、オルゴール付きのものまである。あまり種類があっても、またそれはそれで困るのが実情であるようだ。



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