葬トレンド
2001年2月9日号

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米国葬儀の事前契約事情

1999年の会計検査院報告によれば、アメリカでは、年間200万件の葬式が施行され、その費用はおよそ100億ドル(1.2兆円)という。葬儀業界は、消費者が自分たちの葬儀を前もって準備する事前葬儀契約を奨励しており、業界による1999年の世論調査によれば、アメリカ人 の26パーセントが契約をしている。
ただし葬祭業者との打ち合わせで、多くの消費者は葬式に対する準備をしておらず、葬儀の知識も乏しいのが実情である。
葬儀費用は平均するとおよそ5,500ドル、さらに埋葬費用として2,500ドルをがかかる。高価で不必要なサービスを買わされた消費者のクレームが後をたたず、業界は現在連邦取引委員会によって厳しく管理されている。その一つに、葬祭業者は消費者にサービスに関する項目別の値段の情報を開示することが要求されている。


英国の樹木葬事情

英国では環境にやさしい埋葬方法である樹木葬(緑の埋葬)に対する関心が高まっている。墓石ではなく樹木葬ができる埋葬エリアが、現在イギリスで130箇所ある。樹木葬は普通の葬儀より安く行える。その理由の一つには、従来の棺の価格はl,300ポンド程度するが、土のなかで分解するボール紙棺を用いるため、それはl50ポンドしかかからないためである。
しかし高価なオーク棺が使われないと商売がなりたたないとして、葬儀社が葬儀の協力を拒否したという事件まで発生している。



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