葬トレンド
2000年12月22日号

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「友引」でも斎場営業

「友引」はその日に葬儀を行なうと、友を引き寄せて一緒に冥土に連れて行くという、迷信から起こった風習。しかし「友引き」の葬儀は迷信であると浄土真宗の僧侶は異議をとなえている。
日本の火葬場の約1,600ケ所のうち、友引に火葬を行っているところは仙台市や福岡市などわずかに74ケ所(4.6%)という。残りの95%が友引は休みということになる。相模原市営斎場では、式場が混雑し、予約待ちは最高で7日。4日以上待つケースが3割にも達していることから、先頃混雑を緩和するために友引営業に踏み切った。横浜では平成10年から4つ斎場が輪番制で友引の営業を行っている。今後友引でも葬儀を行うというのが流れのようだ。


「私の死亡記事」著名人102人執筆

阿川弘之、桐野夏生、妹尾河童、細川護熙、渡邉恒雄ら文化人から政財界人まで幅広い分野の著名人102人が、自分の訃報を書いた「私の死亡記事」が出版された(文藝春秋編 216頁 価格1,524円)。
雑誌「文芸春秋」の連載記事「私の死亡記事」をまとめたもので、がん、脳いっ血など病死は少く、「苦しまずに死ねる」との考えからか、事故死が多い。「葬儀は行わない」「散骨された」という記述もいくつかあり、現代の流行が反映されている。死因について66人が記述しており、26人が「転倒・転落」「行方不明」などを挙げている。



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