葬トレンドロゴ
1997年12月12日号

Copyright (C) 1997 SEKISE, Inc.

エジプトの葬祭殿で追悼祭

 11月17日エジプトのハトシェプスト葬祭殿でムスリムの過激派に暗殺された58人の死を弔うための追悼式典が、12月10日カイロの南200マイルのルクソールで行なわれた。式典には大統領他政府高官が出席し、およそ2000人以上の人が招かれた。事件のあったハトシェプスト葬祭殿にはローソクや供花がささげられた。カイロのオペラ楽団がヴェルディの「レクイエム」より「怒りの涙」を演奏し、ブルガリア国民合唱団が合唱した。観光資源に頼っているエジプトでは、死者の弔いを通して、世界にもう一度観光客を呼び寄せたいところである。
 なお、11月18日現在外務省が発表している「渡航自粛勧告」の対象先は20件、「観光旅行自粛勧告」の対象となっているのは22件である。



患者は病死?それとも異状死?

 在宅医療の普及により、在宅での死を望む患者が増えている。一説では、ガン末期の患者の入院医療管理費は1ヵ月約40万円くらいかかるが、在宅での場合は病院のコストの3分の1という。しかし自宅で亡くなると、医師が行うべき死後の法的な手続きは、病院死の場合よりも複雑になることがある。病人が医師に死亡診断書を書いてもらうためには、診療後24時間以内の患者がその病気で死亡した場合に、診療に携わった医師が作成することになっているので、自宅で何日も医師に見せないまま死亡したりすると、死亡診断書が作成できず「異状死体」として警察に届けなくてはならないことがあるからである。

最新号へ過去の記事一覧へ
お葬式プラザロゴ