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1997年6月27日号

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清め塩やめます

現在、葬儀に参列すると、会葬礼状に入った清め塩が手渡される。そして会葬者は自宅に入る前にこの塩を体にかける慣習がある。この習慣に対して浄土真宗などでは、反対の立場を打ち出してきたが、このたび『大分合同新聞』6.3によると、大分市の葬祭業うるま優交杜は、会葬者に配る「清め塩」の廃止を決めたという。同葬儀社は、清めの塩の廃止について、「清めの塩の習慣は、死をけがれとする考えからきている。仏教では死をけがれとする考えはない。」というのが理由である。ただし同社では、喪主に塩の廃止を説明し、塩を入れない場合は、会葬礼状に廃止を説明する『仏の塩理(しおり)』を添えるという。また了解が得られなければ従来通り取り扱いをするという。永年の伝統、どうなることやら。



埋葬をしのぐ火葬率

アメリカでは現在葬儀革命が起こっている。それは伝統的な埋葬から火葬に早いテンポで移行していることである。1995年、ワシントン州の葬儀の53%が火葬を実施。こうした変化の原因は、経済的な理由が一番にあげられるが、環境への関心も火葬の人気を支えている。
埋葬を実施するには、防腐処理、棺、式典と埋葬を含め埋葬費用の平均は4,000ドルかかるが、火葬では、装飾用の壷に遺骨の安置を含め、平均700ドルですむ。特に火葬が増えているのはアメリカ西部、保守的な南部や中央部での火葬率は10パーセント以下である。
北アメリカ火葬協会によると、アメリカ全体の火葬率はまだ21パーセントである。火葬が埋葬を超えているのはアラスカ、ネバダ、ハワイで、ハワイの火葬率は、56パーセントで最も高い。もし現在の傾向が続くなら、火葬率は2010年までに40パーセントに達するという。

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