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1997年6月20日号

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トレンドは合同納骨施設

都市部では墓地不足が叫ばれて久しい。バブル景気の際には自分の墓を買っておこうという人も多かったが、現在ではそれも減っている。墓を購入しても、死後それを子供が管理してくれる保障はないからだ。また寺院墓地を購入することはままならないし、分譲霊園は行くのに不便。
そこで注目されているのが遺骨を納める納骨施設。ただし公営の場合にはそれさえもままにならない情勢。横浜市の例でみると、現在市内に4カ所ある市営霊園(計43000体)がすでに満杯。その対応策として市営日野公園墓地の一角に1992年、合同納骨施設が設けられた。市内唯一の施設であるこの納骨施設の収容数は2000体。利用者は65,000円を支払うだけで、施設内の棚に骨つぼを納めることができる。
市は、同施設への納骨希望者を97年度(600体)も6月下旬から募集するが、申し込みが殺到し高倍率となることが明らかだ。特に96年度から遺骨を持っている人に対して優先枠を設けたため、一般倍率がさらにアップ。夫婦の2人用(300体)の倍率は約17倍に達した。



亀倉雄策先生お別れの会

ホテルを使ったお別れの会が増えてきた。最近では5月11日に亡くなられた、グラフィック・デザイナーの亀倉雄策先生の「お別れの会」がある。日時は6月17日(火)午後2時から5時まで、会場は赤坂プリンスホテルのクリスタルパレス。
お別れの会に共通していることは、宗教的儀式が伴わないこと、またご案内には、「御香典、御供花等は一切ご辞退申し上げます」などと書かれていること。今回の特徴は、「平服で、ご都合のよい時間にお越し下さい。」としてある。
時間は2時から5時までの3時間あるうちに、自分の都合のよい時間に故人の遺影に向かって献花すればよい。通常の式であれば、会葬者は開式から出棺までおよそ1時間は基本的には拘束される。それでは気の毒であるから、お好きな時間にとなったものである。

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