四十九日を過ぎて(母を失った友へ)

(例)

お母様がお亡くなりになられ、すでに四十九日もすまされたとのお便りをいただき、
突然の事ゆえびっくりいたしました。
何も知らずにいてお見舞いにもうかがいませず、本当に申しわけない気持ちでいっぱいでございます。
さぞかし、お力落としのことと存じます。
お手紙にはお母様はご家族に囲まれ、眠るようなご最期だったとうかがい、そのことだけが慰めに思っています。お遅ればせながら謹んでお悔やみを申し上げます。
あらためて思い返しますと、お母様には何度もお手料理をご馳走になったり、また話相手になっていただいたのに、そのご恩返しも出来ないままになってしまいました。
いまはただ、あの頃のお姿をしのびつつご冥福を祈らせていただきます。
○○様には、おつらいでしょうが、ご健康にお気をつけてお過ごし下さいませ。
お母様も、何よりそれを願っておられることと思います。

 

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